以前、自分が調べた範囲内で、ギフテッド教育が学べるアメリカの大学院いくつかを紹介しましたが、NAGC(全米ギフテッド協会)のサイトにリストが掲載されていることに気づきました。

University Services, Coursework, & Degree Programs in Gifted and Talented Education

ギフテッド教育は、大学でシングル・コースをとるなり、生涯教育(主に現役教師がスキルアップのため学ぶcertificateプログラム等)として勉強できますし、オンライン・プログラムも結構あります。

しかし専門的に学びたい、研究したい、となると大学院に進むことになり、『ギフテッド教育』という専攻(major)がある大学/学士プログラムは現時点ではないようです。

アリゾナ州立大学大学院など、完全にオンラインで学べる修士プログラムもいくつかあるため、諸事情で渡米できなくてもアメリカの大学院でギフテッド教育を専門的に学ぶことはできそうです。

参考までに (^^)




EGMブログにご訪問ありがとうございます。

こちらのEGMブログは、EmbracingGiftedMindsのウェブサイトと共に、私が学ぶコネチカット大学大学院のプログラムより出された課題の一つ『レンズーリ教授らの提唱するSchoolwide Enrichment Model(全校拡充モデル)をコミュニティーに紹介する』ことを主な目的として開設いたしました。

日々 勉強と子育て、主婦業に時間と気力体力を駆使しているため、ブログの更新もなかなかできませんし、ウェブサイトもまだ完成させることができていません。

又、毎日 目の前のことをこなすのに精一杯なため、修士号をとってからの具体的な計画を立てる状況にも今はまだありません。

どれくらい精一杯かといいますと、毎朝着る服を考えることにブレイン・パワーを使うのも惜しい!がために制服がほしい!と切望するほど頭の中が精一杯、という状況であります。

そんな毎日ですから、明るく前向きでハッピーになれるような環境に身を置きつつ、学んだことを気持ち良くシェアしていきたいと思っております。

改めて

どうぞどうぞよろしくお願い致します。

夏学期2017年の復習、夏学期2018年の予習を兼ねて、Free Semesterである春学期はSEMについての理解を深めたいと思いました。

故にしばらくSEMの記事が続きます。

このブログ記事の参考資料は、コネチカット大学大学院で受けたコースの内容&教科書、教授らの口頭による講義やクラスメイトらとのディスカッションなどで得た情報を個人的にメモしたもの、NCR/GEで公開されているリソースです。


++++++++++


【The Enrichment Triad Model】拡充三つ組モデル

SEMのカリキュラム・ベースとして使われている。
教室内で行う拡充学習モデル。

Source: The National Center for Research on Gifted Education (NCR/GE)
Retrieved from gifted.uconn.edu




《Type 3 Enrichment》個人/少人数による現実の問題の探求



[大まかな概要(続き)]
- 高度な学びとなるため、基本はタレント・プールに所属している生徒が対象。
- 平均以上の能力と同等にコミットする強い意思が必要。
- タレント・プールに所属していない生徒も強い意思が認められれば挑戦可能。
- 下の3Esの理念に基づき、コミットする意思のないタレント・プールの生徒には強要しない。

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Source: From The Schoolwide Enrichment Model: A Vision and a Plan. The “Why” of Schoolwide Enrichment. By Renzulli, J. S., & Reise, S. M. Published by Prufrock Press Inc.

The Three Es

- SEMは "学びに対するEnjoyment(楽しみ)はEngagement(没頭)へと繋がり、さらに強力なEnthusiasm(熱中)へと発展していくという3Esの概念" (Renzulli & Reis, 2014)を基盤にしている。
- この3Esがうまく機能していると、生徒の学習力はより高まり、より良い成績や結果をおさめることが調査報告で明らかにされている。
- レンズーリ教授らは数十年に渡りリサーチとテストを重ね、当初はギフテッド認定された生徒のみが対象だったプログラムを、すべての生徒が教室内で受けられるよう発展させた。

[ポイント]
SEMは、この3Esの理念に基づき、Type 3 Enrichmentへの参加を(タレント・プールの生徒であっても)強制しない。




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【The Enrichment Triad Model】拡充三つ組モデル

SEMのカリキュラム・ベースとして使われている。
教室内で行う拡充学習モデル。

Source: The National Center for Research on Gifted Education (NCR/GE)
Retrieved from gifted.uconn.edu




《Type 3 Enrichment》個人/少人数による現実の問題の探求



[大まかな概要]
- タレント・プールの生徒が対象。
- メンターのもと、個人または少人数で、1年かけて探求。
- 探求課題は生徒が決める。(生徒主体)
- プロ意識を持ってreal problem(現実の問題)の探求、探索にあたる。
- 最後に必ずプロジェクトの発表の場を設ける。




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【The Enrichment Triad Model】拡充三つ組モデル

SEMのカリキュラム・ベースとして使われている。
教室内で行う拡充学習モデル。

Source: The National Center for Research on Gifted Education (NCR/GE)
Retrieved from gifted.uconn.edu




《Type 2 Enrichment》集団訓練の活動



[大まかな概要]
- 具体的なスキルを学ぶ。
- 批判的思考、創造的思考、問題解決能力、インタビューやリサーチ、データ分析の仕方、論文の書き方、効果的なプレゼン作成などなど。
- 学校ではwhatを学ぶことに比重を置くが、ここではhowを学ぶ。
- すべての生徒が対象。




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【The Enrichment Triad Model】拡充三つ組モデル

SEMのカリキュラム・ベースとして使われている。
教室内で行う拡充学習モデル。

Source: The National Center for Research on Gifted Education (NCR/GE)
Retrieved from gifted.uconn.edu




《Type 1 Enrichment》一般的探索の活動



[大まかな概要]
- すべての生徒が対象。
- グループで行う拡充学習。
- 学校教育ではカバーされない様々な世界を見せるのが目的。
- 本や映画、ドキュメンタリー、ゲストスピーカー、レクチャー、社会見学など。
- 多く紹介すればするほど生徒たちの将来の選択肢が増える。




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【The Enrichment Triad Model】拡充三つ組モデル

SEMのカリキュラム・ベースとして使われている。
教室内で行う拡充学習モデル。

Source: The National Center for Research on Gifted Education (NCR/GE)
Retrieved from gifted.uconn.edu



【対象】
Type 1=すべての生徒
Type 2=すべての生徒でも可
Type 3=タレント・プールの生徒&ヤル気のある生徒*

注*)ヤル気のある生徒とは、タレント・プールには入っていないが、最後までやり抜く強い意思と動機、コミットメントが面談で認められた生徒である。

【SEMのタレント・プール選別方法】
- 能力、達成度、教師の評価や推薦、自薦など様々な要素を参考。
- すでにギフテッド認定されている生徒は、そのevaluationも参考に。
- 学校人口のトップ15-20%ほど。
- テストでは判断できない能力は作品やポートフォリオで判断。
- 最終判定に迷った場合はタレント・プールに入れる。




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SEMとはSchoolwide Enrichment Modelの略。
Schoolwide(全校) Enrichment(拡充) Model(モデル)。
“セム” ではなく “エス・イー・エム” と発音。


【特徴】
インクルーシブ。(すべての子の才能を伸ばすためのギフテッド教育=才能教育)
どの学校のどんなカリキュラムにも組み込める柔軟なモデル。
どの子にも伸ばすべき何かしらの才能がある、という理念。
創造的生産者(creative producer)を世に輩出するのが教育目標。


【SEMの全貌】
Source: The National Center for Research on Gifted Education (NCR/GE)
Retrieved from gifted.uconn.edu


何十年もの研究とテストを重ねて開発されたカリキュラム・モデル。


【対象者】
基本的にはすべての生徒。
ただし例外(Type 3 Enrichment)もある。
上の例外のプログラムを受けられる生徒は基本タレント・プールの生徒。


【ギフテッドの選別方法】
《一般的なギフテッド・プログラム選別方法》
- 州や学区によって異なる。(例)トップ3~5%、IQ130以上など。
- 最近はIQ、達成度、成績、教師の推薦など多面的に判断するプログラムが増えた。
- タレントサーチではSATなどを使用する場合が多い。
- 基準に達していなければギフテッド・プログラムに入れない。

《SEMのタレント・プール選別方法》
- 能力、達成度、教師の評価や推薦、自薦など様々な要素を参考。
- すでにギフテッド認定されている生徒は、そのevaluationも参考に。
- 学校人口のトップ15-20%ほど。
- テストでは判断できない能力は作品やポートフォリオで判断。
- 最終判定に迷った場合はタレント・プールに入れる。




EGMブログにご訪問ありがとうございます。
今日は私の子育てブログのなかで「参考になった」と多くの方に言っていただいた英文記事(を抜粋し意訳したもの)をEGMでも紹介したいと思います。


That's not autism: It's simply a brainy, introverted boy.
『その男の子は自閉症じゃない。純粋に聡明で内向的なだけ。』


著者は臨床心理学者のEnrico Gnaulati博士で、この記事は著者の著書『Back to Normal』から抜粋されたそうです。

何故この記事を紹介したのかといいますと、私自身が記事のなかのウィリアムくんのように周囲から誤解を受けやすい "聡明で内向的な男の子" を現在進行形で育てているからでありました。

専門家である著者は、聡明で内向的な男子がまだ幼い場合、様々な特徴が自閉的なのか、そうではないのかを見極めるのは、経験を積んだ専門医や専門家でも非常に難しい、と述べています。

聡明で内向的な男の子はギフテッドが広く認知されているアメリカでも誤診されやすいグループに属するため、家族はとくに気をつけていないといけないと思いました。

お子さんの成長のマイナスになってしまわないように、教育、医療、心理の専門家の様々な意見や解釈に耳を傾けつつ、自分でもしっかりリサーチし、基礎知識(と、批判的思考スキル)を身につけると安心ですよね。

赤ちゃんの頃から育ててきた我が子を一番よく知るのは "私" なのだから、と "私" を過信してしまうのも個人的には危険じゃないかと思いますし、"私" の直感を信じつつも、謙虚に、全体的に見るのが大切なんじゃないかと思います。

結局のところ一番大事なのは、現在の我が子に何が必要で、何が不要なのかを正しく見極めることだと思いますから、過小評価も、過大評価も、判断の正確さや公平さに欠けるという意味で危険だと私は思っています。

この記事を読んで「やっぱりうちの子はOOじゃなくてギフテッドだ!」と結論づけるのではなく、「うちの子はOOと診断されたけれど、もしかしたらOOではないのかもしれない・・・」と疑問を持つくらいがちょうど良いかもしれません。

統計的に幼少期(小学校入学前)の男児が一番誤診されやすいそうなので、この記事も あえて『男子』について書かれたようです。


**********


聡明で、知的にギフテッドで、ひとつのことに没頭する男児は、幼少期にASD(自閉症スペクトラム障害)、ADHD(注意欠如多動性障害)、双極性障害などと誤診されるケースが多い。自閉症をスペクトラム(連続体)でとらえるようになったのも誤診が増えた要因だろう。偏った好奇心、はばの狭い行動、コミュニケーション能力の低さ、頑固さなど、幼少期の男児によく見られる問題行動をASDか否か見極めるのは非常に困難だ。

以下の特徴が見られる男児は医療機関でも誤診されやすい。
・知的発達が著しく、友達(=人)より物事(数字、虫、車、など)を探究することが好き
・ロジックに惹かれる
・同じことに興味がある子達とでしか会話ができない
・ビジネスライクな話し方だったり、専門的な話しかできない
・執着したときに学習能力を最も発揮する
・とくに幼少期、言葉で表現する能力の発達が(その子自身の)知的発達の速度に追いついてない場合、物事を言葉でうまく説明できず、癇癪を起こしてしまう
・物事をマスターしようとするとき、知的には理解していても、言語・身体能力の発達が年齢相応なため(からだが頭についていけず)フラストレーションが爆発する

【ウィリアムくんの例】
生後から知的発達速度が尋常でなく速かったウィリアムくんは、5歳のときに、有名大学病院の権威ある医師より20分前後の診察を受け「『ON・ザ・スペクトラム』にあり、アスペルガーだ」と診断された。数年後、より詳しいアセスメントを受けたら、ウィリアムくんの知能指数はIQ144のギフテッド域にあり、すべての分野で1年早く発達していることがわかった。しかしコミュニケーション能力は低く、対人関係も上手くなかっため、自閉症と診断された。家では普通におしゃべりで、時と場合によっては上手に社交するウィリアムくんを知るご両親は、診断結果に困惑するばかりだった。 8歳になったウィリアムくんを初見し、彼といろいろな話をしたとき、ウィリアムくんが『ON・ザ・スペクトラム』ではないことは、私の目には明らかだった。ごっこ遊び的な会話のなかでの彼の想像力の豊かさ、対話のキャッチボールは見事であり、確実にASDではなかった。又、ASDによく見られる(例えば昆虫の名前、年表や地図、車種など)詳細な事実を忠実に暗記する作業は、ウィリアムくんは苦手だった。ウィリアムくんは抽象的思考の持ち主で、物事を深く探究し、概念的、哲学的に知識を得ていた。これもASDにはない特徴だ。
ウィリアムくんは現在高校生だが、同じような知的マインドを持つ友達もでき、生徒会で頑張っている。幼少期の頃と変わらず知的好奇心は強く、関心のある教科はA、興味ない教科はF(=落第)をとり、ご両親は頭を抱えている。ショッピングモールなどで友達とハングアウトするよりも、ひとりで自分の好きなことに没頭する方が断然好きなティーンだ。食べ物の好き嫌いも相変わらずだし、(例えば、ランチの時間だから読書を今すぐやめる、などの)アクティビティの変化に対応するのも苦手で、今でも癇癪を起こす。
それでもウィリアムくんはASDではない。彼は聡明で、まあ内向的で、超マイペースなマインドを持っているだけだ。彼本人にしかわからない彼独自のやり方で物事を進めないと納得しない。家族や友達にとっては大変だし、本人も問題視されてしまうが、ウィリアムくんはASDではない。

【幼少期診断の罠】
もちろん本当にASDであれば早期から適切な処置、トレーニングを受けたほうが良い。しかし幼少期に診断を仰ぐと、ウィリアムくんのように誤診される可能性も高まる。
幼い子どもは(皆)ストレスのある環境に置かれると自閉的な言動をするものだ。慣れた環境、子どもが安心しリラックスしているときでないと、まず診断は正しくできない。
新しい環境に馴染みにくい子、見知らぬ人の前ではかたまる子、両親と離れられない子などは、医師の前で無言になったり、机の下に隠れたり、目を合わせなかったり、手をヒラヒラさせたり身体を動かしたりなどの自傷行為をする傾向にあり、それが自閉的と間違われる場合もある。名前を呼ばれても、返事どころか、呼んでいる人のほうすら向けない子もいるが、これらは自閉のサインではない。 時代錯誤と非難されそうだが、幼少期の男女の発達の違いもある。

(略)

【ギフテッド?ASD?】←(2eの場合もあります ^^; )
ギフテッドの関心事は、はばが狭くても、obsession(固執)ではなくenthusiasum(熱中)である。関心事について誰かに夢中で講義していても、聞き手が退屈していたり無視していたりすると気づき、講義をやめたり、不機嫌になったり怒ったりする。聞き手の気持ちや状況が読めずに話し続けるのは自閉的特徴だ。(聞き手の気持ちや状況を読めてもあえて話し続ける場合は、ほかに要因があるのだろうが、自閉的ではない。)
ギフテッドの関心事はよどみなく変化しうる。例えばウィリアムくんの場合、世界地理→古代史→ロックスター(とくにビートルズ)の生涯→ヴィンテージ・ギター、と関心事が変わっていっている。それぞれに繋がり(ベースにある共通点?類似点?)は見られるが、関心の対象は変化していっている。関心の対象には変わらぬ情熱で深く探究していく。一方ASDの関心事は昔から変わらず一本でいく傾向にある。
又、ユーモアのセンスは、認知能力の発達具合が顕著に出るもののひとつだ。ギフテッドは皮肉や嫌味、不条理を理解し、ブラックユーモアとして使うのも大好きだが、ASDの子達は、皮肉や嫌味を理解できず、文字通り受けとってしまう。
聡明で内向的な男子は誤解されやすいナンバー・ワンだ。答える前にきちんと考えをまとめたいので、咄嗟の質問には弱い。「好きな動物は?」という単純な質問にも(例えば動物とはクジラやイルカも含めていいのか、ユニコーンのような神話的なものも含むのか、あるいはペットにできる範囲の動物なのか、などと)無言であれこれ必死に情報処理し、1分以上かけてようやく答えたりする。しかし質問者は、すぐに答えられない内向的男子を、理解が遅い子?とか、対話ができない子?などと思ってしまうかもしれない。

【聡明で内向的な男子の特徴】
聡明で内向的な男子はひとり時間が大好きだ。自分の関心事をネットで徹底的にサーチしたり、ひたすら考え事にふけったり、と永遠に楽しむ。誰にも邪魔されずにぼーっとできる大切な時間&空間が、彼らには必須なのだ。
外向的な我が文化では、チーム・プレーヤーであることや、人好きであることが、とかく重視される。内向的な男子を持つ親は、外向的であることが良しとされる文化のなかで、なんとも肩身のせまい、居心地の悪い思いをしている。「もっと社交的にさせなきゃ」「もっと友達を作らせなきゃ」とプレッシャーも半端ないだろう。
しかし聡明で内向的な男子も、同じようなマインドを持つ子達や、同じ知的レベルの子達、同じ関心事を持つ子達に出会うと、嘘のように外向的になる。おしゃべりで積極的になり、なかなか乙なソーシャル・スキルを発揮したり、と見違えるほどになるだろう。彼らが(長年出会えず)ようやく出会った "友達" は、一生涯の友達になるだろう。

(たくさん略)
(男女の幼少期の発達の違い、癇癪、偏食、など省略しました)

【まとめ】
幼児期の子(とくに男児)が以下の特徴を見せても、すぐに『ON・ザ・スペクトラム』であると結論づけるのは乱暴だ。
・目を合わせない
・動き過ぎる又は動かない
・癇癪
・偏食
・変わった関心事
・不思議なコミュニケーション

聡明で内向的な男子がASDなどと誤診されると、凸を伸ばす必要があるのに、まずは凹を標準にしようとされる。ウィリアムくんのような子は、思考回路(=マインド?)が周囲の子達とは単にまったく異なるだけであり、もっと社交的になる必要もないし、ソーシャル・トレーニングも必要ない。聡明で内向的な男の子には、ユニークなスクール・プログラムさえあれば大丈夫だ。関心事のエキスパートになれるだろうし、真の友達とも出会い、なんの問題もなく社交的になるだろう。

~ “That's not autism: It's simply a brainy, introverted boy.” by Dr. Enrico Gnaulati ~


好奇心。夢中。没頭。物凄い想像力。強烈な創造欲。などなど

マイペースな部分も含め大切に大切に育んでいきたいですね。




EGMブログにご訪問ありがとうございます。

突然ですが休学します。

いや、正確には今学期をオフに(要はfree semesterに)することにいたしました。

理由は健康不良ですが、この1年(いや、実際には息子の教育に関して具体的に行動を起こし始めてから4年)心身休むことなく突っ走ってきたため、持病が悪化してきてしまったのです。

オフといっても夏学期に現地キャンパスで受ける強化合宿(その過酷さから私が独自にそう呼んでいるだけ ^^; )の前課題がすでに大量に出ているため、やはり今学期をオフにする同級生らと「オフじゃないよね、、、」と話していますが、とりあえず私は、この5ヶ月のオフを、とんでもなく有効に使いたいと意気込んでいるのでした。

私が在籍しているコネチカット大学(通称UConn/ユーコン)大学院でのギフテッド教育の修士プログラムは、Three Summers Master’s Programといって、どちらかといったら “すでに現場で活躍しているギフテッド教師” を完成形に育成するプログラムだと体感している毎日なのですが、とりあえず30単位=1コース x 3単位=10コースをB以上の成績で修了しなければ卒業できません。

うち3単位は、個人の希望する夏学期にconfratute(コンフラテュートゥと発音)という1週間のギフテッド教育の教育イベントに参加することで “ゲット” できます。

このconfratuteはUConnの生徒でなくても参加できるため、ギフテッド教師や教育関係者が世界中から集まってくるそうです。

すでに参加した同級生らの話によると、物凄く有意義で物凄く楽しいそうです、が、この夏、強化合宿が終わった流れで参加することになる私は、はたして気力体力がもつだろうか・・・と今から心配でなりません。

まとめますと、このThree SummersのMaster’s(MA)をとるには、a. confratuteの3単位を含む30単位と、b. 最後の夏学期に受ける1日がかりのSuperCompというセンター試験のような修士号総まとめ試験と、c. もう1種類、まだ私自身まったく理解できていないNirvanaという謎の試験を、これまたおそらく夏学期に現地で受け、合格し、d. 最終的にBいわばGPA3.0以上の成績を維持して初めて卒業、修士号がいただける、という流れになります。

卒業までの道は基本のオプションが2つあり、私の同級生のほとんどが『夏、秋、春、夏、秋、春、そして3度目の夏学期で卒業』という王道でいくことを選択しています。

3度の夏学期で集中的に学ぶ故にThree Summers Programと名づけられているのでありましょう。

さて、多くの同級生達が(この2年間のどこかで)一学期をオフにしているため「なぜそんなことが可能???」と(やはり今学期をオフにすると言っていた)友人2人に訊いてみたのでした。

私も一学期、できれば今学期をオフにして、心身調整したい!と思っていたので。

友人達には、3度ある夏学期は現地で(2+3+2=)計7つのコースをとり、2度ずつある秋&春学期にオンラインで計3コースとれば、秋春のどこかの一学期が必然的にオフになるでしょう?と言われたのですが、アドミン(正確にはコーディネーター)が作成してくれた私のディフォルト学習計画には一学期オフが見当たらず「何故だ〜〜?」と春学期直前の週末に血まなこになって見直していたのですね。

すると、なんと、最後の夏学期に一学期分のコース1つが(無駄に)オフになっているではありませんか。

何故に無駄かといいますと、通常2つのコースをとる夏学期では、(第1回目の夏学期以外は)『(コースa / 午前 + コースb / 午後)x 2週間』というスタイルで行われるため、コースの数が1つでも2つでも結局2週間現地に行かねばならなず、家族の協力のもと東海岸までせっかく飛ぶのに、キャンパスで過ごす半分の時間をぶらぶら過ごすのが(無駄というより)非常にもったいないと思ったのです。

又、秋学期か春学期であれば3ヶ月もオフにできるところ、夏学期だと凝縮の1週間分しかオフにならないなんて、とんでもなく下手なオフの取り方ではないですか、、、

(-_-).。oO

というわけで、はじめはこの春学期を “休学” することに罪悪感を感じていたのですが、休学ではなく(誰もが取れる)フリー・セメスターであることが判明した途端、罪悪感も吹っ飛んで心底ほっとしている所存であります。

この奇跡のオフ学期を大事に大事に使い

夏の強化合宿に

心身備えなければ・・・!

そのためにも今はまず(完治はしない)持病をベターにしていきたいと思います。




EGMブログにご訪問ありがとうございます。